【岩沼の塾ブログ】塾に行く理由・行かせる理由

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今塾に行っている中学生、行かせているご家庭も多いかと思います。
なぜ「行っている」のか、なぜ「行かせている」のか。

もちろん理由は様々ですが、その多くは
「成績を伸ばすため」「志望校合格のため」という理由だと思います。
塾に行く理由としては最もふさわしく、当たり前の理由だと思います。

しかし中には「塾に通っておけば安心だから」とか「そろそろ周りも行き始めたから」という、絶対に塾に行かなければならない!という塾の必要性よりも、とりあえず行っておけば的な、いわゆる保険をかけた通塾の理由があるのも確かである。

中でも、身近な周りの話を聞く限り、本人の意思よりも親の考えで、
「中学生になったら、とりあえず塾に行きなさい」というのが多いようです。

確かに自分のお子さんが返されたテストの点数を見て愕然とし、
これはいけない!早く塾に行かせなければ…という思いから「とりあえず塾に」行かせるきっかけとしてはアリなのかもしれません。

しかし当の本人は「部活が忙しいから」「次頑張るから」「大丈夫、今回は調子がちょっと…」
などなど様々な理屈をこねて塾に行くことを拒否しがちです。

逆に「塾に行きたい」と自ら塾を希望するお子さんの意見に、
ついにうちの子も自発的に塾を志すようになったか、と意気揚々入塾させたものの、実際は友達が行ってるから僕も行きたいという、学習意欲の表れからきた「塾行きたい」発言ではなく、単に友達がいるから塾に行きたいという割と不埒な通塾理由。

また、親同士の「うちは○○塾に行かせている」「うちもXX会に通ってる」という話から
「○○ちゃん家は▲▲塾に行かせてるから、んじゃうちも塾に行かせなければ」
周囲の話から、うちも塾に行かせないと…という不安からくる同調圧力的義務的な通塾理由。

これらの通塾理由は、前回も話した「明確な目的・目標のない塾通い」の典型的具体例であり、塾に通っても全く意味のないパターンである。

「とりあえず塾」も含め、塾選び及び入塾についてはしっかりと話し合い、親子とも明確に塾の必要性を確認した上で、お子さんに合う塾選びをすることが大事かと思います。

「塾に行けば成績が上がる」わけではありません。
「塾が何とかしてくれる」わけでもありません。
「何を学びに塾に行くか」が大事なのです。
「自分で何とかするために」塾に行くのです。

子供たちが「塾に行きたい」「勉強したい」「志望校に合格したい」という自発的に必要性を感じ、頑張りたいという気持ちを持った時、いよいよ塾はトコトンその気持ちに応え、力を引き出してあげるお手伝いをすることが出来るのです。

今塾に通っている理由を改めて見直し、本当に必要があって塾に行っているのか、本当に勉強する気があって塾に行っているのか。
今回の中間テストの結果を見て、果たして自分は今の塾でいいのか、子供は今の塾に通わせて続けていてもいいものなのだろうか。

再度自分に合う塾、子供に合う先生を見つけてみるいい機会となるかもしれません。
岩沼市内にもたくさんの塾がありますが、結局「面倒見のいい塾」が、子にも親にも一番合っている選ばれる塾なのです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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盛岡一高、東北大。中学受験の塾「標準仙台校」に入社。2008年から独立し仙台藤原塾を設立。東大合格生から不登校児まで数千人以上の様々な生徒を指導。近隣学校での講演会あり。ボードゲーム「悲しき熱帯魚」「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者。ボードゲームはドイツのエッセンシュピール’16にも出展。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。