【岩沼の塾ブログ】勉強の仕方がわかると

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以前、塾選びに一番必要なことは、
なぜ塾に行くのか、塾に行ってどうしたいのか、どうなりたいのかという「目的・目標」をしっかりと掲げて塾選びをして、自分に合った塾を探しましょうということを話したことがあります。

お問い合わせ内容も、
「テストに向けた勉強の仕方がわからずテストに臨んだが…」
「どのような準備・勉強をさせればよいのか…」
「学校のワークだけでは」
「そろそろ授業の内容にもついていけなくなってきた」

やはり塾に通う・通わせる目的のほとんどは、
「勉強の仕方」「ポイントを絞った学習法」を学びたいとお考えのお問い合わせが多いです。

私は以前から「勉強の仕方」にポイントを絞っての学習指導を行ってまいりましたが、
やはり体験授業から見えるもの、聞こえる声は「勉強の仕方」です。

勉強の仕方=「やりっぱなし」にしない学習習慣

ご相談以前の「勉強の仕方」は学校の授業を聞き、黒板を写し、副教材を行いながら確認という流れでの学習方法にて進めてきたかと思います。

決してそれがいけない学習方法とは思いません。

しかし結果的にはテストでの得点にはつながらなかった、一体何がよくなかったのだろう、という
ことでご相談につながってきます。

私が思うに、「やりっぱなし」がいけないのだと思います。

黒板の内容をノートに「書きっぱなし」、副教材の問題の〇×を「つけっぱなし」
テストの点数のみをみて、どこが間違っているのかを確認しないままテストの「受けっぱなし」

こうして「やりっぱなし」は、今の自分は何がわかっていないのか、なぜ間違ってしまったのかを
確認しないまま次へと進んでしまう学習進度にいよいよついていくことが出来ず、あっという間に
何が何だかわからない手遅れ状態になってしまうのは目に見えます。

次の単元も定期テストも、前の復習・理解定着が出来て初めて理解できる内容です。それが出来ていないために、わからない、点が取れないという負のスパイラルに陥ってしまうのは当然のことと思われます。

とにかく私はテストに限らず、授業のテキストも確認テストも宿題も、〇✕をつけて終わりにしない「やりっぱなし」にしない学習習慣をつけさせています。

勉強の仕方=テストを「受けっぱなし」にしない

また定期テストの解説も必ず行っています。
どこを間違ったのか、なぜ失点したのかを一緒に確認し、100点取れるまでもう一度やり直しをしています。

またテスト前に掲げた目標点数に対しどれだけの得失点差があったのかも確認します。
特に失点については、あと何点足りなかったのか、どこで落としてしまったのか、どんなミスを防ぐことで失点を避けられたのか。

いつもいうように、本当に些細なミスによる失点が多いのが悔しいところです。
三人称のsがない、プラスマイナスが付いてない…これだけでも相当な失点となり、本来であれば
得点だったはずの点が、自らの単純なミスによってなくなってしまっているのです。

自分が間違った単元を復習し、しっかりと理解定着し、テストを「受けっぱなし」にしないことは
当然のこと、岩沼市内各中学校の出題傾向や教科担任のクセなどから、対策を練っていくことで次回のテストでは十分なテスト対策を講じ、理解した上で得点できる準備もしています。

また模擬テストも同様です。返却された結果(得点や偏差値、合格判定)のみを重視してしまいがちですが、模擬テストとは入試問題を模したテストです。
こんな問題が宮城県では出題されるのか、という傾向をしっかりとみて、どこで点数を落としてしまったのか、あとどれくらい点を上乗せして合格圏に余裕を持たせるか、「受けっぱなし」にせず再度500点目指してやり直すことが重要です。

こうして「勉強の仕方」がわかってきた生徒さんは、体験授業の時の「どこがわからないか」「何がわからないか」の姿からは比べ物にならないくらい、目を見張る勢いでどんどんと理解力をつけ、次々と応用問題へと取り組む力もついてきています。

改めてわからないまま「やりっぱなし」にしてきた単元まで戻り、再度復習、理解することは、取り掛かりが早ければ早いほど取り返しが利くので、早めに対策していくことをお勧めします。

これからも私は「勉強の仕方」をしっかりと指導し、皆さんの本当の「できた」の声を聞くために
全力を注いでいきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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ぜひ、この機会にお子さんに考えさせる体験をさせてみてください。
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盛岡一高、東北大。中学受験の塾「標準仙台校」に入社。2008年から独立し仙台藤原塾を設立。東大合格生から不登校児まで数千人以上の様々な生徒を指導。近隣学校での講演会あり。ボードゲーム「悲しき熱帯魚」「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者。ボードゲームはドイツのエッセンシュピール’16にも出展。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。