【岩沼の塾ブログ】定期テストと「勉強の仕方」

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教室長 藤原でございます。

中学生の3大イベントの1つである岩沼市中総体も終わり、いよいよ岩沼市内の中学校も一斉に中間テストが始まります。
中学生の皆さんはテストに向けて、テスト勉強を始めたことでしょう。
この「中間テスト」の位置づけを自分なりにしっかりと考えて臨んでほしいと思います。

中学3年生にとっては来たる高校受験に向け、「どこの高校に行きたいか」という志望校を少しずつ考えるための、実は大事なテストであるということを認識してテストに臨んでいただきたいです。

まずはこの中間テストで頑張った「結果」→得点であったり、順位であったりが、この先の自分の行きたい高校選びに大きく影響するといっても過言ではないからです。

「行きたい高校」と「行ける高校」は違います。
来年の今頃は、自分の「行きたかった高校」で3年間の青春時代が始まっていることを想像し、今回の中間テストで満足の行く結果を出し、今の自分のレベルを見出し、「行きたい高校」を選ぶ基準を決めてもらいたいと思います。

中学2年生にとっては、部活動では3年生も引退し(県大会出場等諸事情はあれど)、いよいよ自分たちが中心の学校生活の始まりです。
テストに向けての準備にも雰囲気にも慣れて、どのようにテストに臨んだらよいかもわかってきたかと思います。

よく中学2年生に向けて言われる言葉に「中2の中だるみ」という、ことわざにも似た名言があります。

受験までもう1年切ったしまった3年生の「緊張感」
小学校を卒業し、中学校生活にまだ慣れない1年生の「緊張感」

そんな受験までまだまだ時間もある、学校生活にもすっかり慣れた中学2年生には少なからず「緊張感」というものは薄く、余裕からくる「中だるみ」はないとは言えないでしょう。

中2の皆さんに言えることは、この中間テストの結果が通信簿の数字となり、いずれ来たる入試時に必要な評定の数字になるということを忘れないでほしい。

宮城県の高校入試制度が変わって久しいですが、入試での得点だけでなく、中学3年間の評定(1~5)が入試での得点に加点され合否が決定するのです。

1,2年生の時あまり勉強せず、中3になってから一念発起し、頑張って成績も上がり、入試当日しっかり解けた!と合格を確信しても、1,2年時の評定があまり良くなければ、入試得点に大きく加点されずに不合格ということも大いにあり得るのです。
こればっかりは3年生になってからの頑張りでも変えようがなく、中1,2年の各定期テストでの頑張りしかないのです。

従って、今回の中間テストからしっかりと結果を残すことは、「まだ先のこと」と考えがちの受験の準備になっていることを念頭にテストに臨んでもらいたいです。

そして中学1年生にとっては初めての定期テスト。
多分中1の皆さんにとって「定期テスト」って、小学生の頃に単元が終わると行う「テスト」くらいの気持ちで考えているかもしれません。

もちろん各教科、各単元が終了すれば、どれくらいの理解度、どれくらいの定着度、どれくらいの達成度を測るという意味では小学校のテストも中学校のテストも意義は同じです。

しかし小学校のテストと何が違うのかというと、やはり中2生同様、テストの結果が通信簿の数字となって後々大きく影響するということでしょう。

中学校初めてのテストにしっかりと準備した人、小学校のテストの延長であまり準備しないで臨んだ人、これがこの先どれだけの差になるか、多分テストの結果が出てみなければわからないかもしれませんが、これが中学校のテストというものを経験した上で、これからどうやって「勉強」するかを考えてみるのもいいでしょう。

自分なりにやってみた中学校の中間テストへの準備が良かったのか、それともまだまだ足りてなかったのか、いわゆる「勉強の仕方」がわからなかったのか。

学習塾はそんな「勉強の仕方」を教える場所です。この機会に「勉強の仕方」を学んでみてはいかがでしょうか。

私たちの頃の時代と違って、入試問題一発勝負ということはなく、中学校3年間の学習と学校生活全てで受験となるので、今回の中間テストに限らず、この先何回も行われる定期テストの1回1回を大切に、しっかりと目標を持って臨むことは、結果的に「高校受験」へと直結しているのだということを考えながら日々の学習に取り組んでもらいたいと思います。


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盛岡一高、東北大。中学受験の塾「標準仙台校」に入社。2008年から独立し仙台藤原塾を設立。東大合格生から不登校児まで数千人以上の様々な生徒を指導。近隣学校での講演会あり。ボードゲーム「悲しき熱帯魚」「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者。ボードゲームはドイツのエッセンシュピール’16にも出展。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。