【岩沼の塾ブログ】定着させることの重要性

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現在岩沼教室の塾生の皆さんは日々勉強の仕方を身に付け、勉強することの楽しさを知って、
毎回楽しく塾で成長している様子がうかがえます。

岩沼教室に入塾して勉強の仕方を学ぶまでは、自分のやり方(正しかったか間違っていたかは別にして)にて進めてきた結果、得点につながらなかった、次も同じ間違いをした、ポイントが身に付いてないなど、勉強しているのになぜ点が取れないのだろう、なぜ成績が上がらないのだろうといろいろと悩んだことでしょう。

学習の様子や成績の伸び悩みに不安を抱き、塾へとご相談、現状をお聞きしたところ、
いずれのお子さんにも共通して見えるのはやはり「勉強の仕方」がわからない、です。

その時、これまで私が何度も言ってきている基礎のミス(sがない、プラスマイナスがない)について指摘してみると、案の定、失点内容はそれがほとんどだし、テストの結果のみ見て、返却された答案用紙については一切見直すこともなく、ただただ机の中に眠っている状態だという生徒さんがほとんどです。

やはりこの学習方法では伸びる要素は全く見られませんし、この先もこの状況が続くようでは下がることはあっても上がることはあまり望めないでしょう。

どうすればミスをなくせるか

こうして「勉強の仕方」を学びに岩沼教室へと入塾しますが、
やはり初めはこれまでのクセも引きずってsがなかったり、マイナスがなかったり。

私は教科書の単元内容を進めることと同時進行で、この「基礎のミス」にいかに注意すべきか、
どこにポイントを置いて正しい答えにたどり着くかを指導・確認させます。

するとこれまではあまり考えずにササっと記入してきていたことで起きていた基礎のミスが、
ポイントを絞ってしっかり確認(三人称単数主語に着目など)を行うことが出来るようになってからというもの、塾へ来る回を重ねるごとにみるみるうちにミスがなくなってきているのがわかります。

これがしっかりと定着してくれれば、基礎のミスの失点は確実に減りますし、いずれはなくなりこれまで無駄に落としてきた失点も必ず戻ってきます。

しかし、ここで大切なことはやはりそれをいかに定着させることかにかかってきます。
ポイントを絞って確認することが出来たことでミスが減ってきていることは確かです。
ですが新しく学習する単元(特に新しく出てきた文法や、文字式から1次式へ進む等)の理解に
集中することで、再度「基礎のミスをしない」に注意が向かなくなってしまうことも。

もちろんこれについては一朝一夕で身に付くわけではありませんが、
新しい単元を勉強しながらも、いつも頭の片隅に置いて進めてほしいことは
「基礎のミスをなくす学習への取り組み」なのです。

せっかく新しい単元を覚え、また一つ進化した自分にとって、
結局「基礎のミス」で失点しまっていては、進化の先で足踏みしている状態でしかないのです。

数英以外の教科のミスをなくすポイント

数学英語の基礎のミスを中心に話してきていますが、
当然のことですが、これは数英に限ったことではなく、すべての教科に言えることです。

代表的なミスをなくすためのポイントを絞って考察したいと思います。

国語は、漢字の書きが雑だとせっかく書けていても、はねや点などではじかれてしまうことが多いです。またよく見かけるミスで「誤っているものを選びなさい」に対して正しいものを選んでしまったりと、最も基本的なことですが問題文をしっかりと読むということが非常に大切です。

また、理科社会に共通して言える失点は、用語の漢字が正しく書けてないこと(特に歴史上の人物名や出来事の名前、地名の漢字が書けてない)と用語がはっきりと覚えられてないことで答えられてないということが挙げられます。

卑弥呼は実在しましたが、卑美子はいません。
気持ちはわかりますが、人物名も歴史用語も地名も正しい漢字をしっかりと覚えていくことで、
失点は避けられますし、これで落としてしまっていた点数は戻ってくるのです。

理科についても、実験器具の名前や、顕微鏡の各部、微生物の名前と形の一致など、
確かにテストが終わってしまうと忘れがちなことばかりではありますが、
いつどこでまた出題されてもいいように普段から見直す準備はしておいてください。

基礎のミスをなくすためには、普段からの学習の理解定着が必要となることは皆さんわかっていることだと思いますので、模試等で間違った、書けなかったとしたら、再度しっかりと見直し、
「やりっぱなし」をせず、理解力・定着力を常にアップデートしていきましょう。

これもまた、岩沼教室の「勉強の仕方」です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
岩沼の学習塾である仙台藤原塾では、1回分の無料体験授業をやっています。
ぜひ、この機会にお子さんに考えさせる体験をさせてみてください。
電話 070-9002-2622

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盛岡一高、東北大。中学受験の塾「標準仙台校」に入社。2008年から独立し仙台藤原塾を設立。東大合格生から不登校児まで数千人以上の様々な生徒を指導。近隣学校での講演会あり。ボードゲーム「悲しき熱帯魚」「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者。ボードゲームはドイツのエッセンシュピール’16にも出展。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。