6月29日、宮城県を含む東北南部が梅雨明けしたとみられると発表がありました。
これは統計を始めた1951年以降で最も早く、6月中の梅雨明けは初めてであり、
梅雨の期間はたったの14日間で過去最短、しかも期間中の雨の量は18.0mmと
平年の4分の1以下だったといいます。
これは異例のことなのか、それともこれがこれからの日本の姿なのだろうか。
素人考えでも、これは地球温暖化の影響であるでしょうし、日本の季節進行がもう既に変化して
夏が1か月前倒しになってきているのでしょう。
明けたら明けたで、毎日真夏日は当たり前、猛暑日さえも決して珍しくないこの厳しい暑さ。
もう宮城県は温暖湿潤気候帯の太平洋岸式気候においての、夏はそれほど暑くもなく、冬も雪が少ない、というこれまでの年中過ごしやすいと言われる常識はもう変わりつつあるのかもしれません。
数年後には、5月半ば辺りから夏が始まってもおかしくない気候の変化である。
降る時期に適切に降り、照る時期に適切に照らなければ、コメをはじめ農作物の成長、作況はおそらく不作が予想されます。
多分俳句の世界も季節が前倒ししてきたことで季語も大きく変わっていくのではないでしょうか。
はっきりした四季があっての日本の良さでしたが。
これまでの梅雨時期のイメージは、6月中旬からずーっと曇りの日が続き、時に大雨が降り、時に晴れ間があり、夏休みに入ってもまだ朝晩涼しい日が続き、学校のプール開放日も、朝から雨で気温水温ともに上がらず今日も中止…そんな日々がしばらく続き、ようやく7月の末くらいに梅雨明け宣言があり、いよいよ待ちに待ったガチな夏休みの始まり!
と考えると、本来なら6月末の梅雨入りしたてのこの時期、毎日曇りや雨が降ったり止んだり、今日も雨か、明日も雨だ…と憂鬱な日々がまるで嘘みたいに、もう既に夏休みのあの暑い毎日が到来し、しかも例年にない異常な暑さ。
マスク着脱の是非をどうこう言っている場合でもないような気がする。
適宜自分の判断で着けたりはずしたりしないと、マスクのせいで熱中症にならないとも限りません。
この梅雨明けの早さは異常なのか、それともこの先の未来の日本の当たり前の姿となるのか、この35度やら40度やらの猛暑酷暑は異常なのか、それともこの先の未来の日本の当たり前の姿となるのか…
異常にせよ当たり前にせよ、私たち日本人の夏の生活スタイルは大きな転換期を迎えようとしていることは間違いなさそうだ。 つづく
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