これまで夏期講習では「勉強の仕方」を学ぼうと、漠然な言い方をしてきましたが、
具体的にどのように学習することが「夏期講習」に通う最も効果的な方法かを教科ごとに考えてみたいと思います。
まず、講習会でどの教科を学ぶにしても共通して言えることは、自分が一体何がわからないのか、
わかってないのか、苦手なのか、そしてこの講習会でどう変わっていきたいのか、をしっかりと掲げ
「目的・目標」をもって講習会に臨みましょう。
まずは「国語」
国語は、普段学校の教科書にて勉強することはあくまでも定期テストに向けた内容で、
受験問題を攻略するようなことは、通常の学校での授業では行いません。
従って教科書に掲載されている小説文や説明文、古文が入試問題でお目にかかることは決してないでしょう。
つまり学校の授業では学習の目安として教科書掲載の文章読解の仕方を教わり、主人公の気持ちは…とか、筆者の考えは…など内容の読みとり方を勉強しますが、結果的には定期テストにどう答えるかの授業になってしまいます。
しかし、夏期講習での国語は、これまで教科書では触れたことのない小説文や説明文、古典に対して、どのように読み、どのように考え、どのように答えるかを学びます。
塾では入試当日初めて見る入試問題をどのように攻略・挑戦すべきかを、文章の種別ごとの「読解法」を学ぶのです。
また、設問の答え方や、文中からのヒント探し(指示語や接続語からの判断の仕方)等、これまで案外適当に「これっぽいな」といった不確実な答え方をしていたこともあったかと思いますが、その答えとなる根拠の見つけ方や読解ポイントを講習会で学んで下さい。
続いて「数学」
数学は、方程式の立式、関数のグラフの読み方、図形の証明、面積体積の解き方等、それぞれの「解法パターン」を学ぶことです。
特に方程式の立式は、問題のパターンによって式の作り方のパターンが決まってきます。
距離や速さ、食塩水の濃度、2ケタの自然数、年齢、生徒の増減、池の周り…
問題のパターンはいろいろありますが、これら代表的な問題のパターンにはそれぞれの式の立て方パターンがあります。
つまりテストで問題を読んでから、何をxにするか、yにするか考えるのではなく、速さの問題はこの式、食塩水はこの式、というような立式パターンを勉強しましょう。
方程式に限らず、1次・2次関数のグラフの面積であったり、三角形の合同証明であったり、それぞれのどのように解いていけばいいか、それぞれの単元の「取っ掛かり方」を学びましょう。
次は「英語」
英語は文法のまとめと、テストによく出る英熟語をしっかりとマスターすることと、やはり何と言っても、長文の読み方を学びましょう。
長い英語の文章を見ただけでウワァって思いますが、そんな長い文章の内容の要約と、指示語や設問のとらえ方、答え方を学びましょう。
文法についても、学年ごと大事な必須の文法があります。
不定詞や受け身、完了形、他構文等、一つ一つまとめながら、どのように使い、文中ではどんな使われ方をされているか等、しっかりと身に付けて実戦力を養ってもらいたいです。
詳しくは実際塾の夏期講習にて学習し、力をつけていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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